「ショートスリーパー」はなぜ短い睡眠で生活できる?
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短時間睡眠でも問題なく活動できる「ショートスリーパー(短眠者)」と呼ばれる人々。
中には3時間足らずの睡眠でも1日有意義に使える、なんて人もいます。
彼らは本当に「短い睡眠=ショートスリープ」でも仕事や生活に差し障りがないのでしょうか?
気になるショートスリーパーについての知識をご紹介します。
「ショートスリーパー(短眠者)」ってどんな人?
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一般にショートスリーパーは「6時間未満」の睡眠の人のことを指します。
睡眠時間の長さは以下の3パターンに分けられています。
- ショートスリーパー:睡眠時間「6時間未満」
- バリュアブルスリーパー:睡眠時間「6~9時間」
- ロングスリーパー:睡眠時間「9時間以上」
約80%~90%の人が「バリュアブルスリーパー」。
思い当たる人も多いのではないでしょうか?
一方「ショートスリーパー」の中には3時間~4時間の睡眠で丸1日活動できる人もいます。
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特徴は、起きている間に「眠気」や「疲労感」に襲われることがないところ。
つまり“バリュアブル”や”ロングスリーパー”より短時間睡眠で
- 同じレベルの活動
- 長時間の活動
が問題なくできるということです。
「ショートスリーパー」だった有名人
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- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ナポレオン
- ビルゲイツ
- エジソン
などなど古くから有名な人、また日本にもショートスリーパーは存在します。
こういった有名なショートスリーパー達は“日中に「仮眠」をとっている“場合もあり、夜の3時間以外まったく寝ていないというわけではなかったようです。
その点でも、「ショートスリーパー=すごい」というイメージはすこし短絡的かもしれません。
カリスマ的逸話や自身のブランディングを含め“短眠者“を積極的に名乗っていた人もいます。
ただ、“仮眠も含め効率的に睡眠をとっていた“という点は興味深いところ。
ここに関しては「仮眠の有用性」につながるところもあります。
「ショートスリーパー(短眠者)」になる原因
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ショートスリーパーの要因は「遺伝」などの先天的な理由が大きいと言われています。
アメリカの大学がショートスリーパーの人の「遺伝子」に突然変異があることも発見されています。
通常の睡眠時間を必要とする人たちとは“遺伝子レベル“で違っているのです。
また、幼少期からの習慣化した睡眠環境や、長時間激務の仕事なども人によっては原因として考えられます。
このようにショートスリーパーは短期間のクセだけでなるものではありません。
まとめ
“なぜショートスリーパーが短時間睡眠で活動できるのか?“
答えは、「眠らなくていい体質だから」とも言えます。
遺伝子レベルで睡眠の必要時間が異なっていますから当然といえば当然。
人より時間がたくさん使えてなんだかうらやましい気もしてしまいます。
では、なんとか「ショートスリーパー」になる方法はないのでしょうか?
後編の記事でこの続きを書いてますのでぜひチェックしてみてください↓