原因は枕?旅行先で眠れない時に試したい6つの方法
楽しい旅行先で眠れない。眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。
こんな時はどうすれば眠れるようになるのでしょうか?
- 旅行先
- 出張先
- 友達の家
などで眠れなくなる原因と、そんな時に試したい方法をご紹介します。
旅行先で眠れなくなる原因
“旅先で寝られないのは枕が違うから”とよく言いますが、実は「枕」だけが原因とも言い切れません。
「普段と違う睡眠環境」による緊張
これが原因となって眠れなくなっていることが多いのです。
具体的には、
- いつもと違う「音」
- いつもと違う「ベッド・枕の寝心地」
- いつもと違う「部屋のにおい」
- 旅行に来ている「興奮・不安」
こうした睡眠環境の違いからくる“緊張”が覚醒反応として出てくるために寝つきが悪くなっているのです。
人間の生体反応としては自然なことですが、やはり旅行中の「眠れないストレス」は見逃せません。
旅行先で試したい6つの眠れる方法
1,「枕」を持っていく
寝心地に深く関わる「まくら」が同じだけでも安心感が得られ、リラックスできます。
いつも家で使っている枕は少し大きいですがスーツケースなら簡単に収納可能。
難しい場合は持ち運びに適した「旅行用枕」がおすすめです。
コンパクトになり、「バスタオル」で多少の高さ調整ができるタイプは使い勝手抜群。
2,「パジャマとシーツ」を変えてみる
直接肌にふれる「パジャマ」と「シーツ」も寝心地に大きく関わってきます。
旅館の浴衣や、パリッとし過ぎたシーツが気になって眠れないことも。
そんな時に“着慣れたパジャマ”を身に付けると安心。
ホテルに聞けば違うタイプのシーツを用意してくれることもあります。
3,「アイマスク&耳栓」を使う
このセットはいつもと異なる“光と音”をシャットアウトするために効果的です。
家では聞こえない車の音や、感じの違う光は眠れない原因に。
「アイマスクと耳栓」で光と音を遮断することで寝つきがよくなる場合もあります。
小さく軽いものなので旅先に毎回持っていくと安心。
4,「落ち着く香り」をかぐ
旅行先のホテルや旅館のニオイは「自分の部屋」とは違います。
それが気になって眠りをさまたげることも考えられます。
好きな香りをかぐとリラックスできますから、家からお気に入りのアロマグッズや匂い袋などを持っていくのもおすすめ。
旅行先で使うので火を使わない粉末や固形タイプがいいでしょう。
5,「体温を上げる」ために入浴
体温が上がって、下がっていく時に人は眠りやすくなります。
そこで寝る予定時刻の1~2時間前に「39℃±1」くらいの熱すぎない温度で入ります。
温泉や大浴場などでお湯の温度が高すぎる場合は寝る3時間ほど前に入っておきましょう。
6,どうしても眠れなかったら、一度起きてリラックスする
「眠れない。早く眠らなきゃ!」と思えば思うほどそのことを考えてしまい、不眠の悪循環に陥ることがあります。
そんな時はむりやり寝ようとするより、一度起きて音楽を聞いたり軽いストレッチなどでリラックス。
落ち着いて眠気を感じてからベッドに入ると眠りに入りやすくなります。
この時、「強い光、運動、パソコン、スマホ」などの覚醒をさそう行動は避けましょう。
“旅先で眠れない”ことを意識し過ぎない
新しい環境での睡眠は、寝つきが悪く熟睡感も得にくいことは実験で証明されています。
寝ている周りの環境が“安全か危険か”を、脳は睡眠中でもチェックしています。
実は“旅先で眠れない”ことは、体の反応としては正常なのです。
特に旅行先の一日目は新しい環境に対して脳が敏感に反応しています。
いつもと違う旅行先ですから、“眠れないのはおかしい”と必要以上に気にし過ぎないことも必要です。