あなたは靴下はく派?はかない派?寝る時靴下問題の解決法
みなさんは毎晩靴下をはいて眠りますか?それとも裸足で眠りますか?
今回は、睡眠中に着用する靴下がどのような影響を与えるかについてご紹介します。
賛否両論、いろんな説が言われている中であなたにベストな「靴下問題」の解決方法を見つけましょう!
1,睡眠中に「靴下」をはかなかった場合
昔から“寝る時は靴下を脱いだほうがいい”と言われていますよね。
これにはもちろん根拠があります。
就寝前までに上がった体温は睡眠中に下がっていきます。夜寝る前をピークに朝方最低体温を迎えるわけです。
睡眠中、カラダの末端である手足に汗をかかせ蒸発させることで体温を下げる働きをしています。
そのため靴下をはかなかった方が足の放熱がスムーズ。
(※眠っている時の足先が“冷えすぎず、熱すぎず”の人の場合)
このため“寝る時は靴下をはかない方がいい”と言われています。
2,睡眠中に「靴下」をはいた場合
靴下をはいて寝た場合は、体温を下げるための「足の放熱」がしづらくなります。
しかし「冷え症」がひどく、足が冷たくて眠れないという方は裸足でいるともっと眠れません。
こうした場合には“靴下をはく”方が眠りに良い影響が期待できます。
注意点としては、靴下に頼る前に「入浴・湯たんぽ・暖房」などで足を温めてみること。
こうした配慮で冷えが改善される場合は、寝る前に足を温めておいて裸足で寝られる可能性があります。
これで冷え症が改善できない場合は靴下を取り入れてみましょう。
睡眠中“足がほてったように熱く感じる”人もまずは寝室の温度調節などを見なおしてみましょう。
靴下をはく、はかないは「足の冷え・熱さ」で判断する
このように靴下をはく、はかないは“その人の足の冷え具合”によって変わってきます。
特に女性は冷え症の方が多く、最近では男性の冷え症も話題にあがります。
あまり単一的に考えて「はかないといけない!」と考える必要はありません。
眠る時に、
- 「足が冷えて寝つけない」
- 「足先が火照ったような感覚で寝苦しい」
こういった方は、その状況に合わせて靴下をはくはかないを選ぶのがベストです。
寝る時の靴下に適した素材
睡眠中は、「体温調節」のために足に汗をかきます。
汗をよく吸い取り、乾きやすい素材が一番快適。
そこでパジャマ同様、「シルク素材」の靴下がおすすめです。
通気性がよくムレにくい上に、肌触りまで優れています。
素材に違和感がある方は「シルク×綿(コットン)」の混ざったものがおすすめ。
(かなりの「冷え症」で入浴しても部屋を暖めてもすぐ冷えを感じてしまう人は、保温性の高い靴下をためしてみる価値はあります。)
締め付け厳禁!睡眠用靴下はサイズ選びも大切
睡眠用として販売されている商品は別ですが、通常のソックスから選ぶときにはサイズ選びも重要です。
特に「締め付けられるサイズの靴下」は血の流れを悪くしてしまい、睡眠中の体温調節に悪い影響が出ます。
せっかくシルクや綿の気に入った靴下を見つけても、サイズが合わず締め付けてしまっては元も子もありません。
睡眠用の靴下は“迷ったらワンサイズ上”くらい余裕のあるものを選びましょう。
「寝る時靴下問題」まとめ
様々な情報が飛び交っていますが、睡眠中の靴下問題は「自分のパターン」にあてはめて考えることが重要です。
冷えが気になって眠れないのにがんばって裸足で寝る必要もありません。
暑く感じるのに靴下をがんばってはく必要もありません。
靴下をはかない解放感が好きな人もまたそのままはかずに眠るのがいいと思います。
靴下のはく・はかないは一人ひとりのタイプによって柔軟に合わせつつ、就寝前の食事、入浴などにも注意しましょう。
「体温が上がりきって下がっていく」時が“眠り始め”には最適です。
快適で深い睡眠をとるためにも、今一度ご自身の【靴下問題】を考えてみてはいかがでしょうか?
※異常なほどの冷え症、暑がりの方はご自身で判断せず専門の医師に相談することをおすすめいたします。